一般社団法人すこやか職場は、2025年1月から3月にかけて、「企業（職場）の組織開発（健康経営を含む）状況と社員の能力発揮等についての調査2025」プロジェクトを実施しました。

　“日本の職場をすこやかな職場（＝リソースフルな職場）に”をテーマに、さまざまな角度から約3か月間にわたって複数の調査を行い、全国の経営者をはじめ、多くの働く皆様のご協力を賜り、大変興味深い結果を得ることができました。

　つきましては、調査にご協力いただきました皆様への感謝とご報告を兼ねて、調査結果（速報）の概要について順次公表しています。
　第五弾のリリースは、「健康経営と組織開発の関係」についてです。

　今回は、「健康経営」の取組みと意識について、（一社）すこやか職場が提唱している『すこやかマンダラ』というフレームに沿って分析を試みました。

すこやかマンダラは、「社員1人ひとりが能力を最大限発揮できる職場＝リソースフルな職場」を実現するために必要な要素を整理したものです。詳しくはこちらをお読みください。

【ポイント】

・「健康経営」に取り組んだことのある企業の経営者や役員、推進担当経験者の回答と、「健康経営」に取り組んだことのない企業の従業員(経営者・役員含む)の回答を比較してみたところ、マンダラに関わる取組みの実現率（「とても実現できている」＋「ある程度実現できている」）は、総じて「健康経営」に取組んでいる企業のほうが高かった。

・このことから、「健康経営」に取り組んでいる組織は、組織全体の「組織開発」にも積極的である可能性を指摘できる。

調査結果の詳細はこちらのレポートをご覧ください。